家造りでは内装材と施工方法の選択が、住空間のおしゃれと快適さを左右する!


化学物質を含む素材は避けて自然素材を選択しよう

家造りにおいては内装材にどれだけ自然素材を使えるかが重要になります。家の中で快適に過ごすためには化学物質を含む建材の使用をできるだけ少なくし、木材や石灰の比重を高める必要があるからです。しかしただ闇雲に自然素材を多用したからといって、快適空間が実現するというものではありません。木材というのは気候が多湿と乾燥との変化を繰り返すことによって収縮します。家造りでは気候の変化による収縮に耐えうる工法に多くのコストをかける必要があるのです。

施工方法は“充填断熱工法”が推奨されている!

気候の変化に順応する木造住宅の工法は、充填断熱工法が主流になっています。これは床下の木材と木材の間をグラスウールやロックウールなどの断熱材で埋めつくす工法です。揮発性のある化学物質と異なり、グラスウールやロックウールは繊維系の素材であるため、アレルギー症状を発症させるリスクを軽減できます。

コストを抑えることを目的として木材にプラスチック系の断熱材をはり付ける工法を選択する人もいます。しかしプラスチック系の断熱材は熱に弱いという性質があるため、高温で膨張すると木材を破損させてしまうリスクがあるのです。さらに温度が急激に上昇すると、刺激的なガスが発生したという実験結果もあります。木材が破損し床や柱がゆがんでしまっている室内は、おしゃれな空間からは程遠いですよね。家造りでおしゃれと快適さを追求するのであれば、たとえ多くのコストがかかったとしても繊維系の素材を選択し、充填断熱工法でしっかりとした施工をしてもらうことが推奨されます。

二世帯住宅を建てる際は、親と子の世帯がそれぞれ快適に過ごせる間取りにしてバリアフリーを取り入れるのが住宅づくりのコツです。

ロンドンのカジノ